近所をランニングしていると、坂道を猛ダッシュで駆け上がっては下りてまた猛ダッシュで駆け上るを繰り返す若人二人組みとすれ違う。何か部活でもやってるんだろうか。素晴らしい。俺なんて野球部でのランニングでも途中からは歩いていた、、情けない。
中学校の野球部は絵に描いたような弱小チームだった。俺が三年生の時は練習試合も合わせて何十試合もしたのに2勝しか出来なかった。ピッチャーが投げたボールをストライクでもキャッチャーが捕れないのである。盗塁し放題のパスボールの嵐。打線も弱く点を取り返せない。後半につれ少しは技術も向上し野球らしくなっていき、公式戦の1回戦を勝ち進め最後の試合も一点差で競り負けた。
2勝しか出来なかった内の1勝。練習試合でのチームの初勝利は何と俺が怪我で出てなかったのである。ボロボロの傘を持って歩いてたら柄が外れて指を切ったのである。指痛いなあと後輩に自慢げに話していると、あれよあれよと俺なしのチームは勝ってしまったのである。ベンチで驚いたね。
俺いらんかったんか。。